ここままの奮闘日記

育児って思ったよりも大変。だけど面白い。まったりブログ。簡単料理についても。

いざ分娩台へ!

妊娠中毒症と診断されて、
しかも破水してしまったので
緊急入院です。



促進剤を打って
陣痛を待つことになります。



珍しく旦那とは
朝からお互いにイライラして
喧嘩ムードだったから、

『なんかあっても
連絡なんかしてやるもんか!』

とも思ったけど、


『検診終わったら連絡してね〜☆』

って旦那からメールが着たら
ほっこりしてしまった。

単純なわたし。



12時、
診察終わってから
すぐに入院手続きして、
そのまま分娩台へ。


着替えたと思ったら
促進剤の点滴をすぐに注入。



看護師さん
『旦那さんや家族に連絡して下さいね』


分娩台からメール送信。


妊娠中毒症ということで、
破水もしてしまい、
緊急入院の緊急出産となります。
促進剤打っての出産なので、
出産時間はいつになるかわかりません』


旦那から、
すぐに折り返し電話。



わたし涙声。


旦那、少々パニック気味だったけど、
『すぐ行くから産んじゃだめだよ!』


午後1時ごろ
促進剤も効いて来た。


生理痛みたいな感じ。
まだ我慢できる痛さ。


無痛分娩の希望だったので
背中からお注射開始。



午後1時15分ごろ
旦那が病院に到着。


会社の人に後押しされ、
昼ごはんも食べずに
すっ飛んで来てくれた。



1時半ごろ
旦那と雑談しながら

『生理痛みたいな痛みがあるよ〜』

『ここから無痛分娩のお薬入れるんだって〜』


なんて、
少しヘラヘラしてると思ったら
痛みがだんだん増して来た。



旦那に腰をさすってもらう。

腰を押してもらっていると、
痛みを和らげる感じがして
少し楽になったりする。



腹痛レベルから
身体をもがくような痛さに変化。


『痛い〜!!』


まだ我慢できるけど痛い。


先生はやく、
薬を追加して下さい!!
(心の声)



子宮口が5センチくらい開いていて
助産師さん、

『日が暮れる前には産まれるかな〜』



とか言ってる間に
子宮口8センチくらいに広がる。



すごい勢いで広がってて、
だから無痛分娩の薬の効きが
悪かったんじゃないかと。




14時ごろ
『旦那さん、お産始まっちゃうので
今のうちにお食事行って下さい!』

助産師に促され旦那退室。



近くのファミレスを
わたし勧める。


旦那、
長丁場になると思ったのか
ステーキがっついて来たらしい。



わたしのほうは
どんどん陣痛が強くなってきて、
無痛分娩のお薬を追加してるのに
全く痛さに変化がない!



先生も動揺w


『あれれ〜!
無痛分娩の薬入れる管から
血液が逆流してる!』


先生、刺すとこ間違えたの?!



子宮口の大きさチェックは
グリグリされるから
すっごい痛いんだけど、
その痛みはほとんどないくらい。


しかし、
生理痛の時のような
下腹部痛は変化なし。
(痛みはもっと強いが。。)


旦那戻ってくる前から
陣痛がどんどん強くなる。



助産師さん、
『お産の準備に入ります!』

分娩台のシーツ替えたり
デッカい靴下はかされたり
ガサガサばたばた始めだした。



旦那、
もう産まれちゃったのかと焦る。


14時半ごろ
『旦那さん入っていいですよ!』

再度分娩台に入る頃には
陣痛MAX!



痛さに限界感じて、
『痛いー!!』
『痛いー!!』
と、大声出すわたし。



助産師さん、
『痛いよね〜!』
『そりゃ痛いよ〜!』
『痛いね〜!』

って、安心感のある優しい声。



ギャーギャー騒いでたから
院長が一喝、

『声に出すんじゃない!』
『お産の力に変えるんだ!』
(的なこと言ってた気がする)



無痛分娩なのに
無痛にならないので
(完全に痛さがなくなるわけではない)
薬の追加は辞めようと先生からの提案。


院長先生
『これ以上追加しても
薬の効きの変化はないだろうし、
いきめなくなると困るから』

『ここまで痛さに
我慢出来たなら大丈夫!』

『がんばろう!』



先生。話が違うよう。
でも、頑張る。

痛すぎて、
うなづくのに精いっぱい。




そうこうしてると
陣痛の強い波がきた。


助産師さん
『自分のタイミングでいいから
強い陣痛きたらいきんでみようか!』


んー!

アゴを引いて
お腹を見るようにしながら
お腹から赤ちゃんを押し出すように。


息吸ってからまた、
んー!
って。

1回の陣痛につき、3回いきんだ。



助産師さん、
わたしの痛みの声に反応しながら
わたしのタイミングに合わせて
呼吸の仕方をフォローしてくれる。



旦那、
団扇で仰いでくれて
顔の汗をタオルで拭ってくれる。


痛さに涙が出る。

旦那、それも優しく拭く。


アゴを引くときも
アゴを引きやすくするように
肩や背中を支えてくれる。


いきみすぎて喉が乾くので
陣痛落ち着くたびに
お水を飲ませてくれる。


うちの旦那、
オロオロせずに
なかなかやるな。




何回かの陣痛を繰り返してるうち、

わたし
『あ、大っきいの出ちゃいそう!』

助産師さん
『大丈夫!
赤ちゃんが下がってきてるだけだよ』


とか言いながら、
脱腸を防ぐため?に
お尻を押さえてくれる。


また陣痛の波。


陣痛くるたびに、
んー!といきんで
呼吸整えてからまた
んー!と3回。



赤ちゃん誕生まで全部で
10〜15セットくらいしたかな?


片方の手は
旦那の手を握りしめてたけど、
すごい握力だったらしい。



赤ちゃんがだんだんと
下がってくるのが分かる。


子宮の中にいるのは痛くなくて
陣痛の波が痛いのね。


出たり引っ込んだり、
出たり引っかかったりして、
赤ちゃんが下がってくる。


助産師さん
『赤ちゃんの髪の毛見えたよー!』


いよいよかという気がして、
頑張っちゃおうかな!
と、さらに闘志が燃えてくる。


助産師さん
『お母さん上手ね!』
『上手じょうず!』


お産の最中、
ずっと言ってくれてた。


褒められて伸びる子だから
もっと頑張る!w



なんかそろそろ
赤ちゃん出そうな気がする!



旦那
『赤ちゃん見えたよ〜!』

まじか?!


こっからは、
ハッハッハッハッ!
ってやって、

助産師さんが両手いっぱい
赤ちゃんをつかむようにしてたから
ちょいと痛かった。



16時40分
赤ちゃん産まれる時は
ちゅるりん!
って気持ちよく出てきた☆


羊水とか血が
ドバーッと溢れ出てきたけど、

何秒としないうちに
赤ちゃんのかわいい産声が☆

オギャー(≧▽≦)



覚えやすいねと言われた
12月12日、
38週2日だったので
少し小柄の2644グラムで
女の子が誕生致しました☆



まだ小さいし
産まれたての赤ちゃんは
体温が低いから
あまり無理しちゃいけないようで、

希望していたカンガルーケアは
ほんの少しだけさせてもらって、
赤ちゃんと初対面してきました☆

photo:01


陣痛から出産まで
3時間程度の超スピード出産でした。
photo:02

しばらくして
胎盤を取り出すのだけど、
お腹をグイグイ押されて
これまた痛いの。


胎盤出す時は痛くないけど、
押されたりすると痛くて
血がドバーッと出る。


会陰切開も最後にされたけど、
この縫合が痛いの。

麻酔してくれてるけど、
たまに効いてないところ縫われて
『いったーぃ!』


先生、
ごめんごめんと麻酔追加。


椅子に座ったときに
当たる部分全部が
腫れて痛いの。

お尻も痛いのね。


歩けない〜!!

座れない〜!!





出産後の感想として

ちょー痛かったけど、
今となれば
あっという間だったかもな。


それにしても疲れた。


乳酸出し切って
身体中がヘロヘロになってる。



出産直後に父親
19時頃に母親到着して、

『お母さんお疲れ様でした〜』

『赤ちゃん可愛いね〜☆』

みんなほっこりしてました。




血圧も高くて
おつかれモードだったので、
早くお休みするように言われて
20時には床につきましたとさ。